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リフォーム業者に防音工事を依頼するポイント

防音を目的としたリフォームを依頼するなら、何を目的とした防音であるかをできるだけ具体的に伝えることが大切です。目的の伝え方、業者に確認すべき点など、リフォームを依頼する際のポイントをお伝えします。

どんな楽器・目的で「防音工事」したいか具体的に説明する

防音工事を依頼する際には、防音の目的をできるだけ詳しく、具体的に伝えることが大切です。ホームシアターを作りたいのか、楽器の演奏をしたいのか、走り回る子供の足音を抑えたいのかなど、目的によって必要な工事の内容が異なるためです。押さえておきたいポイントを、以下でご紹介します。

楽器演奏のための防音

楽器演奏を目的とした防音であれば、楽器の種類と演奏する時間帯、目的を具体的に伝えましょう。

楽器は、種類によって音域や音の特徴・伝わり方が違うため、対策の立て方も異なります。また、子供のお稽古目的で夜8時以降は練習しないのか、音大生が一日中演奏するためなのかによって、求められる遮音性能が異なります。楽器の種類と時間帯、目的を明確にして依頼しましょう。

ホームシアターのための防音

ホームシアターで映画館のような音響効果を楽しむためには、音が外部に漏れないようにするのはもちろんのこと、鑑賞の邪魔になる外の音が入ってこないことが必要です。

また、反射音によって音質を落とさないよう、内装材への配慮も必要になります。深夜に映画を楽しみたいなら、近隣の住宅だけでなく、家庭内のトラブルを未然に防げるように依頼しましょう。

生活音を抑える目的の防音

子供が走り回ったりソファから飛び降りたりする音を階下に伝えたくないなど、生活音を抑えるためであれば、ホームシアターのような部屋全体の防音は不要です。

また、子供が活動する時間帯は近隣の住人も活動しており、少しの音でも響く深夜とは状況が異なります。目的を明確にして、費用がかさむ過度な防音工事を防ぎましょう

下記リンクでは、音響に特化した防音工事業者を選ぶ前に知っておきたい情報を紹介しています。ぜひご一読ください。

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業者が行う現地調査の詳細を知っておく

防音工事会社では、顧客の目的や要望、建物の構造などを詳しく聞き取った上で、現地調査を実施して防音の仕様・工事内容を決め、見積もりを作成します。現地調査では、主として以下の点について確認しますが、他にどんな調査を行うのかを事前に確認しておくと、スムーズです。

  • 部屋のサイズや柱と梁の配置、窓のサイズ
  • エアコン用スリーブと電源の位置
  • 火災報知器の有無と設置位置

下記リンクでは、「そもそも防音とは?」にお答えする、プロもこだわる基礎知識を解説しています。業者選びの参考に、ぜひご一読ください。

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工事後、部屋や音がどのように変わるか質問する

防音工事を検討する際には、施工によって音がどのように変化するか、業者に質問しておきましょう。

たとえば、音漏れをどれくらい防ぐことができるのか。完全に音漏れを防ぐことは困難なので、「お隣がテレビを見ていたら、その音に紛れて気にならない程度」といったように、どの程度聞こえにくくなるかを具体的に確認します。

また、遮音と吸音のバランスによって、自分が出した音の聞こえ方がどのように変化するかについても、確認しておきましょう。

ここまで、リフォーム業者に「防音工事」を依頼するポイントを紹介しました。近隣への騒音対策だけでなく、室内で音を味わうための工事ができる業者を検討しましょう。当サイトでは、エリア別の業者情報や、楽器別・施工箇所別のポイントなど、「防音工事」に関するさまざまな情報を集約しています。下記リンクもご覧ください。

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