隣家の距離が近くて楽器を演奏できない、生活音がうるさいと言われたなど、防音対策で悩む人は少なくないでしょう。ここでは、神奈川県の防音工事に対応している設計・施工会社を紹介しています。
以下では、Googleで「防音工事 神奈川県」と検索(2022年10月12日時点)してヒットした業者の中から、楽器演奏や音響を楽しみたい方に向けた「防音工事」の実績のある会社として、公式HPに楽器や音響に関係する防音工事の施工事例が掲載されている会社をピックアップしています。ぜひ、業者選定のご参考にしてみてください。
打楽器の振動対策・音量対策を提案
環境スペースは、防音設計・防音工事・防音測定に強みを持つ施工会社です。一級建築士や環境計量士の資格を持つスタッフが在籍しており、音の専門家が音響・遮音性を両立させた空間をオーダーメイドで提案しています。
音量が約100dBのピアノの防音室から、120dB近くあるドラムの防音室まで、遮音性能を高めた提案ができます。特に打楽器は音量と振動対策が必要なため、防振設計にも力を入れた設計・施工が可能です。ピアノやステレオには遮音等級D-65・D-60、ドラムにはD-75を目標とした設計を行います。
参照元:環境スペース公式HP(https://www.soundzone.jp/)
ドラムの音量レベルをカバーできる
D65以上の遮音性能
D.S.P コーポレーションは、防音全般の相談に乗っている会社です。遮音性能D-40・45・50・55・60まで対応しており(RC造・SRC造の室内性能)、音量が約120dBあるドラムの演奏まで対応できます。
室外の遮音性能としてはD65以上にも対応しており、希望に合わせた防音施工を提案しています。そのほか、ライブハウスや音楽教室仕様にもでき、低音域から高音域までカバーすることが可能です。
参照元:D.S.P コーポレーション公式HP(https://dspc.co.jp/)
個別に必要な遮音性能を計算して、
防音・防振対策を施す
海風堂は、防音室の設計・施工を手掛ける建築会社です。必要な遮音性能を個別に計算し、演奏楽器に合わせた音環境を提供します。
また、防振床にこだわり、振動の伝播による再放射音を防ぎます。固有振動数を人の耳では聞き取りにくい10Hz前後に合わせて設計しているので、振動による音の伝播がほぼ聞こえない状態へと近づけることが可能です。マンション・戸建て・商業施設など、さまざまな場所に対応します。
参照元:海風堂公式HP(https://rhythm-star.jp/)
オーダーメイドで楽器に合わせた
遮音性を提案
シグマ音響は、快適な音空間をつくりあげる防音設計・施工会社です。オーダーメイドの防音室を手掛けており、部屋単位・壁面単位で遮音構造を設計します。
クラシック系・ジャズ系など、さまざまなジャンルの音質に対応できる防音室を提案します。標準的な遮音度としては、木造住宅で外壁側D-60~65レベル、RC造で外壁側D-60~70程度です。D-60~65レベルなら、木造住宅でもピアノの音量が外壁側で35~40dBに抑えられるので、ほぼ聞こえる心配がありません。
参照元:シグマ音響公式HP(https://sigma-jp.com/)
自由設計ではDr-40・35・30が基本仕様
ヤマハミュージックジャパンは、音響機器・楽器に関する製品やサービスを提供している会社です。簡易的な組立型の防音室から、自由設計の防音室まで幅広く提案しています。
0.5~30帖まで対応できる自由設計ではヤマハ調音パネルを採用しており、広域の吸音・散乱をバランス良く行い、ナチュラルな音質を届けます。基本仕様としてDr-40・35・30を提供。Dr-45以上も特注発注で対応しており、音源に合わせた提案が可能です。
参照元:ヤマハミュージックジャパン公式HP(https://jp.yamaha.com/)
遮音性能35~50dB以上にも対応できる
サイレントデザインは、防音関連事業を手掛ける会社です。家庭用・業務用の防音工事や防音製品の販売、コンサルティングまで行っています。
標準の遮音性能は35・40・45・50dBですが、それ以上の遮音性能にも対応できます。楽器の音量や性質に合わせた遮音性能を提案することが可能です。一戸建てタイプも建築しており、庭や音楽教室の設置にも対応します。
参照元:サイレントデザイン公式HP(http://www.silent-design.jp/)
別棟でD-65以上を建築することが可能
アコースティックデザインシステムは音響内装の設計・施工から、建築物の設計・デザインまで手掛ける、音楽家のための防音工事専門会社です。
音量が約90dBのギターの防音室から、音量が約100dBのピアノの防音室、約120dBのドラムの防音室まで幅広い施工実績があります。特に、ドラムやバンドの音は遮音性能D-65だとしても、建物内にいる際は夜間帯に音が気になる可能性も。夜間に気にせず120dB以上の音を出したい場合は、別棟として音楽スタジオを提案・建築することも可能です。
参照元:アコースティックデザインシステム公式HP(https://www.acoustic-designsys.com/)
楽器・予算・構造に応じた防音工事を提案
菅波楽器は、楽器の販売から音楽教室の運営、防音工事まで手掛ける会社です。ピアノ・管楽器・ドラム・バンド演奏向けの防音工事まで幅広く対応しており、建物の構造・条件・予算に応じた防音計画を提案しています。
ハウスメーカーと連携を取って施工することが可能で、新築住宅にも対応できます。グランドピアノ専用防振架台も扱っており、階下へ伝わる固体振動音を軽減させられるでしょう。
参照元:菅波楽器公式HP(https://www.suganami.com/shop)
RC造でD-80の遮音性能を提案できる
昭和音響♪は、音響工事設計を手掛ける音響コンサルタントです。ピアノ・ドラム・管弦楽器まで幅広い楽器の防音工事に対応しています。
ドラムやスタジオレベルの大音量には、木造住宅なら遮音性能D-70、RCならD-80近くを提案(建物外への遮音性能)。防音室の隣接面には遮音性能D-55レベルを誇る施工を行うため、音量が120dB近くあるドラムを演奏する際も、隣室には掃除機レベルの音しか聞こえません。建物外に漏れ出る音量は40~50dBと、ほぼ聞こえないレベルまで抑えることが可能です。
参照元:昭和クリエイト公式HP(https://www.showaonkyo.com/)
オーダーメイドで要望に合わせた遮音性能を提案
日本環境アメニティは、施工面積が広い音楽ホールやテレビ局スタジオから、施工面積が狭いアナブースや楽器練習室まで、幅広い音響建築物の設計・施工を手掛ける会社です。オーダーメイドの防音室をつくることができ、好みに応じて音響設計をしています。
ボックスインボックス構造で、部屋の内側に防振された部屋を施工します。D-45~50レベルの遮音性能を持たせることも可能です(建物外)。ピアノやギターレベルの音量であれば、ほぼ気にならない程度の音量まで抑えられるでしょう。
参照元:日本環境アメニティ公式HP(https://www.nea-ltd.com/index.html)
防音性能D-80レベルの防音室を提案できる
Budsceneは、防音室を手掛ける音響空間デザインの会社です。デザイン・家具・楽器のレイアウトにまでこだわった音響空間をデザインしており、性能とデザイン性を両立させています。
音量が約90dBのヴァイオリンから約100dBのピアノ、110dB近くある管楽器や約120dBあるドラムまで対応した防音室を提案できます。集合住宅・戸建てともに防音性能D-80まで目指せますが、ドラム・和太鼓・ティンパニーなどの打楽器は固体振動があるので、戸建て住宅・店舗にて対応しています。
参照元:Budscene公式HP(https://budscene.co.jp/)
ピアノ・ドラムに対応した防音工事を行う
ヤスダコーポレーションは、ドラム・ピアノに対応した防音工事を行っています。
戸建て住宅や商業利用向けに、オーディオ室・ホームシアター・ピアノ・ドラム・スタジオに対応した防音工事を提案。デザイン性を両立させた防音室をオーダーメイドで提案できます。施工後の音響測定に対応しており、細かに測定した数値を報告してもらうことが可能です。
参照元:ヤスダコーポレーション公式HP(http://www.yasuda-corporation.co.jp/)
厚木基地のある神奈川県では、航空機など騒音被害を軽減するたの防音工事は、助成金対象となる場合があります。しかし、楽器を演奏したい方や大音量で映画を鑑賞したい方など、音響設備を取り入れる防音工事は、ほぼ対象外であるため注意が必要です。
神奈川県で防音工事をするなら、室内で奏でる音が隣家へ漏れにくくするために、窓・給排気口・ドアの位置を考慮して防音設計することが大切です。
音楽や映画、趣味を思う存分楽しみたい方のための「防音工事」業者情報を紹介しました。近隣への騒音対策だけでなく、室内で音を味わうための工事ができる業者を検討しましょう。当サイトでは、楽器別、目的別、箇所別など、「防音工事」に関するさまざまな情報を集約しています。ぜひ下記リンクからチェックしてみてください。